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2011年 07月 21日
僕の時間の深呼吸 ~21世紀の彼方の時間にいる君へ
たぶん、おおおそ20年ぶりくらいに観た遊機械全自動シアター。

『僕の時間の深呼吸 ~21世紀の彼方の時間にいる君へ』
●東京公演●2011年7月13日(木)~18日(月・祝)@青山円形劇場 


BGM、こちらで → Rolling Stones-Time Is On My Side



高泉淳子さんの山田のぼるクン。

19,20歳の頃に始めて出会ったときは衝撃だった。

その頃、大学生から新人OLにかけて、当時流行ってた小劇場演劇にかなりハマってた。


男でも女でも、大人でも子どもでも老人でもないと同時にその全てである存在・山田のぼる。

即興的に舞台を作っていくらしい、遊機械のなんかちょっとキレイにまとまってないような、まとめてるような感じのお芝居も右脳に印象深くに残る。



高泉さんは宮城のご出身。

「Alice in Wonderland」のオリジナル版を…との思いから、山田のぼるという人物が生まれ、大きな時計をもって先の時間をめぐる「Noboru in Wonderland」が完成されたのだとか。


東日本大震災後、帰省され散乱したご実家を整理していて、少女時代に読んだ本やレコードを見つけて、

“夢見る力を失った時、先の時代が残してくれた小説や音楽や映画に、ずいぶんと救われた”


のだそうです。



ストーンズの「Time Is On My Side」

「時間は僕の味方だ」


“先の時間を夢見ることが困難になってしまった今、山田のぼる少年に先の時間を夢見ることを恐れず、夢を軽やかに語ってもらいたいと、『僕の時間の深呼吸』の21世紀バージョンを創ってみようと考えました”



思うに、あの頃のわたしもまた何者にもなれる可能性は手札として持ってはいたものの、何者でもない、何者になれる保証もない自分だったから、何者でもあって同時に何者でもない高泉さん演じる山田のぼるクンが若い右脳に深く刻み込まれたのかもしれない。


時間は味方になってくれると信じて。




お芝居として、どうだったかって聞かれると、、、

やっぱり、当時のあの衝撃は越えないけど、観に行ってよかったと思う。


そういえば、秋には第三舞台の当時のメンバーの芝居もあるらしい。。。



そうそう、この曲も印象的に使われてました。

★★★


キュンとなるね。
by issyonimakimaki | 2011-07-21 22:25


グローバルじゃない、ローカルでもない、気ままなあたしの小さい視点で。

by harumaki

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プロフィール

HN: harumaki
岐阜県在住 香川県出身
1960年代生まれ
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