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2008年 12月 07日
発達していくということ
先日、役員をやってる関係で嫌々ながら参加した西濃地区家庭教育推進指導者研修会。

出席簿に○だけつけて、ころあいを見て抜け出そう、と思っていたはずが、前半で爆睡してしまい^^; タイミングを逸してしまいました。

が、1番最後のプログラムの講話がとてもよかった。

揖斐幼稚園副園長・臨床発達心理士佐木みどり先生のお話でした。

経済効率が何よりも優先され、緊張感に満ちた人間関係の中で子どもを育てていかなければならないわたしたちの今。

家庭教育という、昔なら何の知識もなくとも普通に出来ていたことがうまく行かない。

できる・できないという視点で子どもを評価してきたことで(かつてはわたしたちも子どもでした)「できない子」や障がいのある子が生きにくい時代・社会になっている。

そして、子育てにおいてほんとうに大切なことが分からなくなっているのが今の現状。

そんな中で家庭教育推進指導者はどうあるべきか、というテーマでの講話でした。


かいつまんで言うと、家庭教育の根本は、母親が赤ちゃんにお乳を飲ませるときのアイコンタクトにはじまる愛着。
愛こそすべて、とういうこと。
(母乳をあげられなかったとしても大丈夫、愛情を注ぐことが大切なのだそうです)

そして、子どもの発達段階において「発達の危機」が思春期までに5回あるのだそうです。

発達の危機」というのは、つまり革命的に伸びる時期

新生児、1歳、3歳、6歳、12歳に発達の危機があるのだそうです。
個人差はあるのでしょうが、大体その時期に子どもは革命的に発達して、このときの養育者の対応がとても大切なのだそうです。

わたしはうまく接して来れたのかな~と思い返し。。。


そして、ふと思ったのですが、大人になっても「革命的」とは言わないまでも「発達」する時期があるんじゃないかな、と。

老化」とも言われますが。。。

身体機能はね、「老化」と言われても仕方ないかもしれないけれど、心理面はやはり「発達」してると思う。

「開き直り」とかじゃなくて、「発達」(笑)


個々の状況は違っても同じように「発達」してきているから、同世代の同性や異性の人とは、深く細かく語らなくても共感できるのかもしれないな。

でも、そこはそれ、ガキじゃなくてオトナなので、同世代じゃなくても、上の世代の言うことにはふむふむそうなんだ~と耳を傾け、下の世代の悩みは大体は経験済みなので理解できる。

結局、みんな理解・共感できるんじゃな~い。

やっぱりオトナは楽しいと思います。


なんか、話が違ってきましたが、佐木みどり先生はお話の内容はもちろん講演の組立てや講話のテクニック、やさしそうな物腰、すてきですごい方でした。
by issyonimakimaki | 2008-12-07 00:17 | 日々のコト


グローバルじゃない、ローカルでもない、気ままなあたしの小さい視点で。

by harumaki

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プロフィール

HN: harumaki
岐阜県在住 香川県出身
1960年代生まれ
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